訪中記(4日目~7日目)【JENESYS2025訪中団第1陣】

故宮博物院(紫禁城) 学生生活
故宮博物院(紫禁城)

日中友好会館が実施する、JENESYS2025日本大学生訪中団第1陣(2025年5月24日から2025年5月30日)に参加いたしました。

参加いたしましたJENESYS2025日本大学生訪中団第1陣の募集要項のリンクです。以降の募集は各自でご確認ください。

【終了】「JENESYS」 2025度日本大学生訪中団 参加大学生 募集 – 公益財団法人 日中友好会館

7日間の体験内容について感想を交えてまとめたいと思います。こちらでは、4~7日目を取り上げています。
漏れなく取り上げることはできていないですが、雰囲気を知るにはちょうどいいと思います。

4日目 自分の絵が作品に!絵付け体験

活動内容:国際陶磁博覧交易センター見学・絵付け体験、農村振興見学(寒渓村)、陶渓川文化エリア見学

絵付け体験

絵付けは1時間で1つか2つ描く必要があったのでめちゃくちゃ忙しかったです。焼いたときに割れる可能性があるため2つ書くことを勧めていた気がします。人生で絵付けをしたことはないし、絵の具(?)で描くのが久しぶりで楽しかったです。絵付けの温度の都合上で飲食用ではなく観賞用らしいです。

にこジン
にこジン

ここで描いたマグカップは今も観賞用(ペン立て)として机の上にあります。



農村振興見学(寒渓村)
農村見学は、振興と言っているからか、言葉から連想される田舎よりは発展してると感じました。現地の方に村を案内していただきました。あと、村のお酒をペットボトルのキャップで飲みました。なんだったのかよくわからなかったけど、飲みました。なんだったのだろうか……。農村の売店では、「こんなところでもアリペイが使えるのか!」と現金のみのイメージだったのでアリペイの普及率の高さを感じました。日本で言えばPayPayが近いでしょうか。

説明を聞き損ねたお酒。ひとくち分なのでなにも気にならなかった。
村のおみくじ。吉凶ではなくお言葉をいただくタイプ。

陶渓川タオシチュアン文化エリア見学
景徳鎮のお土産を買ったり、エリアがそこそこ広いので散歩したりしてました。個人で販売していたためか、値引き交渉をした話も聞きました。中国語が話せるに越したことはないですね。

5日目 陶磁器の制作過程を見学

活動内容:陶陽里歴史文化街見学、永定門見学

陶陽里歴史文化街見学
ざーっと建物や陶磁器、陶磁器を作っているところを見学しました。なかなか陶磁器の作っているところや過程を見られないので新鮮です。ここに、かの方が訪れたことがあるとか。

訪れています。

永定門見学
北京の中軸線と呼ばれる世界遺産に登録された建築群のうちのひとつ。中軸線の南にあるのが永定門です。北京の中軸線には他にも、有名な天安門や、7日目に見学した故宮博物院(紫禁城)があります。
内輪じみたエピソードとなりますが、集合写真を撮った場所が裏側だったのは面白かったです。これが中国の建築物かーって感じで見るだけでも楽しいですね。

こちらが正面。

6日目 広すぎるよ!キャンパスツアー!

活動内容:北京師範大学訪問・交流、中日青年友好交流大会

北京師範大学訪問・交流
キャンパス案内をしてもらいました!
広い!!!とっても広い!!!
キャンパス内をバイクで移動してる?!
駐輪スペースにはバイクと自転車がバーっと並んでいました。
日本と中国の大学の違いが歩くだけでわかります。キャンパス内の売店もこんなにあるの?!と驚きでいっぱいです。敷地内にある寮の数も多く、多分日本と全く違います。
キャンパス案内のあとは漆扇・書道を体験しました~漆扇は初めての体験で楽しかったし、久しぶりの書道で自分の字の下手さを実感しました……。

にこジン
にこジン

マジで広い。お店もたくさんあるから「ここは商店街か?」って気持ちになった。寮が校内にあるんだけど、多すぎる。マンション?って感じました。

北京師範大学の校訓。敷地も広いし校訓も大きい気がする。後ろは寮です。
隣の標識や後ろの寮の規模や数を考えると大学といっても住宅地みたいです。

中日青年友好交流大会
中国人民大学にて、歌を披露するとともに、他の訪中団の出し物と中国の大学生の出し物を見ました。中国の大学生たちによる圧巻の伝統的なパフォーマンスを見る貴重な体験ができてとっても嬉しいです。服装もパフォーマンスもきれいでした~!

にこジン
にこジン

とっても迫力のあるパフォーマンスでした。怠け者の私と同じ大学生とは思えませんでした。

7日目 皇帝たちが暮らした紫禁城を見学

活動内容:故宮博物院見学・帰国(北京から羽田)

故宮博物院(紫禁城)見学
故宮博物院(紫禁城)!これがラストエンペラーの舞台!行くときに映画を見てなかったので帰国したら見よう!そう決意しました。展示品も興味深く、見てるだけでワクワクしました。

故宮を象徴する、最も大きな石「雲龍階石」


最後は北京首都空港で買い物!お土産を追加で買いました。比較的長い時間いるので、これまでお土産が買えなくても安心!大人数向けは買いそこねていたので助かりました。名残惜しい気持ちもありますが帰国。

にこジン
にこジン

爆買い。7日目より前にもPA?SA?でお土産を買う機会がありました。それまでにもいくつか買いましたが、バッグに入るか不安で控えめだったので、ここで結構買い足しました。

あとがき

中国についてマスメディアやSNSで流れてくる情報は、中国と良好な関係を築けているとは言い難いものばかりです。中国を訪れるまでは、間接的な情報と日本に来る観光客、留学生によって中国への見方が作られていました。訪中を経ても中国に対して拭いきれない複雑な感情があります。しかし、学生との交流を経て、中国にもすてきな人、日本に興味をもっている人がいると知ることができました。中国全体としてフィルターをかけて相手を見るのではなく、個人として向き合うべきであるであると強く実感しました。

訪中団を通して、日本も中国も、まずは友好的な感情をもつ人たちや否定的な感情が強くない人たちがお互いを知ろうと相手の国に足を運び、交流し、そして周囲に広げていくことが相互理解を深め、日中の友好につながると感じました。

今回、初めて中国に訪れて異文化を自らの五感で体験できました。異文化交流を通して中国についても、日本についても知識が浅く理解が及んでいないと感じました。これを機に、中国と日本についてもっと学んでいきたいと思います。

日中友好会館を始めとして訪中に関わったすべてのみなさま、7日間大変お世話になりました。このような機会をいただけたことを大変喜ばしく思います。最後に心からのお礼を申し上げます。


【リンク】

最初にも載せましたが、参加いたしましたJENESYS2025日本大学生訪中団第1陣の募集要項のリンクです。以降の募集は各自でご確認ください。

【終了】「JENESYS」 2025度日本大学生訪中団 参加大学生 募集 – 公益財団法人 日中友好会館

以下のリンクにもJENESYS2025日本大学生訪中団第1陣の派遣内容があります。

「JENESYS2025」日本大学生訪中団第1陣 – 公益財団法人 日中友好会館



この記事が、少しでもJENESYS訪中団や日中友好への興味・関心につながれば幸いです。



日中が心を結んで、ともに平和へ歩んでいけると信じて。

中日青年友好交流大会にて。

では、また。

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