訪中記(1日目~3日目)【JENESYS2025訪中団第1陣】

滕王閣 学生生活
滕王閣

日中友好会館が実施する、JENESYS2025日本大学生訪中団第1陣(2025年5月24日から2025年5月30日)に参加いたしました。

JENESYS2025日本大学生訪中団第1陣の募集要項のリンクです。以降の募集は各自でご確認ください。

【終了】「JENESYS」 2025度日本大学生訪中団 参加大学生 募集 – 公益財団法人 日中友好会館

7日間のプログラムでの体験内容について、感想を交えてまとめたいと思います。今回は1日目から3日目までまとめています。
漏れなく取り上げることはできていないですが、雰囲気を知るにはちょうどいいと思います。

1日目 回転テーブルにびっくり

活動内容:出国(成田から上海)
空港では、班で集まって自己紹介しつつ話しながら移動しました。
1日目は、日本(成田)から中国(上海)への移動と、空港からホテルまでの移動が主な活動だったので比較的自由時間がありました。

初めての中国での食事は、レストランで次々とお皿がやってきて圧倒されました。次々と料理がやってくるため私も周りの人もとても驚いてました。置く場所がなくなったら皿の上に皿が流れるように行われ、日常では見ない皿の積み上げを見て感心しました。テレビやアニメでしか見たことがなかった回転テーブルを体験できたのは嬉しかったです。食文化の違いを体感しました。余談ですが、2日目以降もレストランでの食事は記憶にある限り回転テーブルでした。

にこジン
にこジン

回転テーブル楽しい!!!

皿on皿。慣れた手つきでススっとのせている。

2日目 中国の古代青銅器を見学

活動内容:上海博物館東館の見学、上海人民対外友好協会、駐上海日本国総領事館との昼食会、南昌市に移動

上海博物館東館の見学
見る時間は1時間半しかない!めっちゃ忙しい!人気エリアはずっと混んでいました。100人ほどいる訪中団の団員が散らばったら空くかな、とか思うとずっと見学者が入ってきて混んでいたため博物館の人気を感じました。それと、滞在時間の短さからこのプログラムはお土産を買うヒマがないのを実感した時間でした。買っている人もいましたが、わずかだった気がします。それを理解すれば以降はちょっとしたチャンスで買うようになります。洗礼。

青銅器。ずっと混雑していた。

上海人民対外友好協会、駐上海日本国総領事館との昼食会
日本駐上海領事館の方と会話のはずが、食べる時間が少なく忙しいのもあって私は関わる時間がありませんでした。テーブルによっては話している団員さんもいましたよ。

江西省南昌市に移動
高速鉄道で移動しました。日本で言う新幹線。駅を出た途端に空気が汚いように感じました。曇りにしては、遠くがかすむほどに霧がかかっていて、たばこの臭いが強かったです。ニュースで見聞きしていた「空気が汚い」という中国のイメージを肌で感じました。個人的には、他の場所では空気の汚さはそこまで感じなかったです。

3日目 南昌大学の大学生と香り袋作り!

活動内容:滕王閣の見学、南昌大学、南昌VR産業基地

滕王閣とうおうかくの見学
訪中には通訳の方も同行するので、作品などを解説してくれるガイドさんの話を日本語で聞けるところがよかったです。普通に行った場合は、翻訳や理解に時間かかったりして「短時間では楽しめないかも」と思いました。建物の壮大さにも圧倒されましたが、一番記憶に残っているのは髪の毛で作られた作品です。滕王閣も作品もぜひ自分の目で見てほしいです。

調べたところ、髪の毛で作られた作品は「贛髪繍かんはつしゅう」のようです。頭髪を刺繍糸として使用し、織物に刺繍を施す独特の民間手工刺繍芸術の一つで、約500年の歴史があり、江西省の無形文化遺産とのことです。

にこジン
にこジン

髪の毛の作品ってすごい!!!



余談となりますが、滕王閣は中国の観光地等級のAAAAA(最高)に登録されているそうです。プログラムで訪れたところでいえば、滕王閣と故宮博物院(紫禁城)がAAAAAでした。日本の観光地にランクがついているとは聞いたことがないので、中国の観光地にはついていて驚きました。

外からの滕王閣。どっしりしていて圧がある。
滕王閣からの景色。歴史的な建物と現代的な建物がまとめて見られる。
髪の毛で作られた作品。髪の毛でこんな美しい作品ができるとは。


南昌大学(南昌大学の学生と合同の昼食、香り袋制作)

南昌大学の学生と合同の昼食でしたが、南昌大学の学生はとても人気で、すぐ他の方が連れて行ってしまったためこのときは話すことはありませんでした。
香り袋は、端午の節句の特徴らしいです。南昌大学の学生のフォローつきで作成することになり、ここで初めて中国の学生と交流しました。制作はまさかまさかの手縫いで袋を縫うところからで、あたふたしながら縫い始めました。南昌大学の学生のフォローによって短時間でなんとかある程度作ることができました!()ほぼつきっきりで、不器用すぎてパニックになりかけていた私にもとてもやさしかったです。理解があいまいだったために縫うときはつらかったですが、香り袋の中身を詰め込んでいくのは楽しかったです。私的には特徴的でしたがいい匂いでした~

にこジン
にこジン

日本語でフォローしてくれました。やさしかったです。



南昌VR産業基地
ゲームやら体験やら色々なVRを体験しまくるぞ!って感じでしたが、いくつか体験すると気持ち悪くなって「当分VRはいいかな……。」と見事に酔いました。カートゲームのVR版は楽しいですが、無免許人間には早かったみたいです。体験している様子は外からだと声と動きしかわからないため、とてもシュールだと感じることはありましたが、みんなそうだし気にすることはないですね。「吐いた方が楽になったかもしれない……。」そう思いながらバスに乗りました。

一度は夢見るカートゲーム。楽しいけど難なく走るのは厳しかった。
よくわからないので曲がれないし速度もでなかった。
同乗者としてとんでもなく危ないところに送り込まれた。
流れてくる会話は中国語のため理解できなかったが感覚でヤバそうなのはわかる。

つづく

今回は1日目から3日目までまとめました。一日一日が新鮮で楽しくて充実していました。

次は4日目から7日目最終日までまとめます。

では、また。

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